日々の雑記帳
by dokkatouyu
「籠」に通じる道
日光土心「籠」展、たくさんの方々にお越しいただきましてありがとうございました。

日光土心の前田尚謙さんが、籠の名工を、沖縄から、東北まで、
在るときは、村中を訪ね歩き、在るときは、材の採取に同行し、その土地々々の材と、必要に応じてできてくるもので良しとしたものを、数年の年月をかけて収集されてきました。それにまつわるお話も大変興味深く、籠が教えてくれる、忘れかけてきた生活の在り方や暮らしの工夫を垣間みることができました。
まだ日本には、その地にある材と必要から生まれるかたちで、籠を作り続けていらっしゃる方々が全国におられることを改めて知りました。

籠は縄文の頃から、人々の暮らしの中で途絶えることなく、その土地々々に作られてきた道具です。縄文から連なっている人々の暮らしとともにある「籠」は、人がつくり続けてきた行為の中に、自然のことであり乍ら、どこか遥かに通じる道を教えてくれるように思うのです。

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by dokkatouyu | 2017-05-16 19:07 | 思いのまゝ
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