gallery白田 企画展
土屋美恵子 糸の集積としての
11月1日(金)ー10日(日)
在廊日
1日(金) 2日(土) 4日(月) 9日(土) 10日(日)
− ワークショップ ー
11月9日(土)「糸車で糸を紡ぎ、紐をつくる」
11:00-16:00 6名様(予約制)3000円
お弁当持参or予約弁当(別途1000円)
織ることは古からの生活の基本技術の一つです。
私の織りもその延長にあるとここ数年意識するようになり、
それを幸いと感じています。
現代の時間感覚からすると、布を手作業でつくることは
時代に全く合わない営みに見えます。ですが自分の手を動かして糸を作ったり、
糸から布を作ることは本来とても愉しいことですし、今だからこそ
かえって新鮮な出会いと意味が見いだせるようにも思えるのです。
このたびの展示では、国内で手作業によって作られている糸や、
工房で昨年から始めている手紡ぎの木綿糸を使ったマフラーやショールを
展示いたします。なるべく糸そのものを感じていただけるように作ったつもりです。
日々手に取り、揉まれることで魅力が増す布になるようにと願っています。
土屋美恵子
ショール、綿入り襟巻き、タオル など
土屋美恵子プロフィール
1967年 新潟生まれ
1990年 お茶の水女子大学理学部数学科卒業
1996年 京都にて織りの基礎を学び、以後独学
1998年 ストールを中心とした展示会をはじめる
2006年 奈良市に工房つちや織物所をつくり
暮らしの道具も作りはじめる
2009年~2012年 日本民藝館展入選
各地ギャラリーや百貨店にて展示会